綾瀬川源流地点でアユ2匹採集 8月14日

8月14日(日)、28年度2回目綾瀬川のアユの遡上調査を行いました。東京湾から上がってきたアユは、どこまでさかのぼって成長しているのか?というテーマでの調査でしたが、最上流の蓮田市にある「綾瀬川起点」の石碑から数100メートル下流で1匹、伊那市の伊奈学園脇で1匹採取することが出来ました!そこで、10月には産卵の様子を調べに来ることになります。

アユは、昨日の夜、私が代表していただくことになり、調理して賞味させていただきました。
大きいアユは塩焼きに、小さいアユは天ぷらにしていただきました。わたを出したら真っ黒だったので、綾瀬川のヘドロを連想しましたが、わたにはヘドロ臭はなく、身のほうはほんのりスイカの香りがしました。食べてみたら、12・5cm のアユは身がしっかりしていて、食べ答えがありました。小さい9cmのアユも身は、真っ白できれいでにおいませんでした。いく口にもしながら、丁寧にいただきました。

考えてみると、もしこれが、料理屋さんで出されたアユなら、2口位で、これほどには味わいもせずに食べていたのではないか。自分たちで採取できたからこそ、いとおしく味わえたのではないかと思いました。アイヌ民族のように、必要な分だけ捕獲して食べたなら、これほど豊かに食を楽しめるのだと、二匹のアユが気づかせてくれました。皆様、ご協力ありがとうございました、感謝。

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