8月30日(日）と9月2日(水）に花畑川でWBGT値（暑さ測定）を行い、花畑川の水面がクールスポットに認定されました！ 取材を受け、9月11日の朝日新聞東京版に掲載されました。
花畑川の改修において、足立区は「水面よりも樹木や葉っぱのほうがヒートアイランド緩和効果が高いから水面幅を半分に減らしても大丈夫です」と区議会建設委員会で答弁しています。そんなはずはないなあと思っていたのですが、たまたま東京クールスポットマップを制作しているグループから「足立区の登録者がいないので、測定してほしい」と頼まれて実施したところ、水面のほうが透水性舗装道路や河津桜の木陰よりも倍ほど涼しいことが分かりました。測定器の頭の丸いボールが直射日光の熱と輻射熱、風、湿度を感知してWBGT値を計算して表示します。環境省が発表した同時刻の基準点(文京区）の暑さ指数よりも3.3℃も涼しかったのです。UV 効果のある日傘が－1.9℃だそうです。水は温まりにくく、冷めにくいので周りとの温度差で風を起こします。また川は海風を運んでくる通路なのですね。
https://tokyo.coolspot.jp/coolspot/tag/花畑川
※クリックすると解説も見られます。
花畑川水面
花畑川 透水性舗装（日向）
河津桜 木陰
エコロジー夢企画では、9月4日(金)、5日(土）に、舎人公園、元淵江公園、芝川、都市農業公園、愛恵まちづくり工房館を測定し、東京クールネット事務局に提出、クールネット事務局が数値を精査した後アップしてくれました。
朝日新聞東京版9月11日
