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調査者 : 斉藤洋一・土岐秀則 |
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第 1期調査 : |
平成 19年 1月 から 3月 毎月 2回
1月 13日、1月 27日、2月 10日、2月 24日、3月 10日、3月 24日 |
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第 2期調査 : |
平成 19年 4月 から 9月 毎月 1回
(昆虫の活躍目覚しい 5月には、別途 2回の調査を斉藤のみで追加実施した)
4月 14日、5月 12日、5月 19日、5月 27日、6月 9日、7月 21日、8月 11日、9月 8日 |
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午前 10時から 12時半は八潮市大曽根で、午後 1時から 4時までは大鷲神社および毛長川右岸で調査した。 |
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場所は、埼玉県八潮市大曽根、足立区北部地域の大鷲神社境内及び毛長川両岸である。 |
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採集方法は、捕虫網を用いた見つけ採り法とスウィーピング(掬い採り)法で、一部水生昆虫については、掬い取り網で採集を行った。トラップによる採集は行わなかった。 |
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第 1期調査は、限られた時間の中で、越冬昆虫を効率よく採集するため、石起こし、樹皮はがし、朽木採集を中心に行い、暖かい日には訪花昆虫等のスウィーピングまたルッキングによる採集も行った。冬季に限って発生するフユシャク類はみられなかったので、夜間採集は行わなかった。また大曽根湿地での水生昆虫の調査は暖かくなるのを待って行う予定なので、特に行なわなかった。一部の同定は、井上尚武(アリ類)、南部敏明(ハチ類)、山ア秀雄(コウチュウ目、他)の各氏に協力を頂いた。 |
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第 2期調査では、春季から夏季にかけてで、昆虫類が多数出現する時期でもあり、調査時期としては絶好の期間であったが、調査回数が少ないことと夜間採集も行わなかったため、必ずしも十分な成果が得られたとは言い難い。また、多数の水生昆虫が期待された大曽根湿地は雑食性のアメリカザリガニの侵入によって昆虫相が壊滅的被害を受けてしまい、水中からは何ら昆虫を見出すことができなかった。その中でも八潮市大曽根の湿地とその周辺にて、ヤンマ科のギンヤンマ(オス)やヤママユガ科のオオミズアオ(オス)が記録された。 |