エコロジー夢企画の前身である足立区消費者グループ「せせらぎグループ」が、綾瀬川下流部に広大な湿地を見つけて、生物調査を行い、保全計画書を添付して「綾瀬川浄化対策提言」を1996年(平成8年)に綾瀬川ルネッサンス協議会等へ提出しました。

これがきかっけとなり、八潮市御立野跡にあった湿地(宅地)を1999年に国が買い取り、当時募集のあった地域戦略プランの予算を使って実現した2つのビオトープが、2007年に開園した足立区桑袋ビオトープ公園と2009年に完成した八潮市大曽根ビオトープです。そこで当NPO 法人は、工事中から毎年この両岸の環境調査を行なってきました。本格調査のほか、親子参加の調査イベントやお月見コンサート、バス見学会など「ガサガサ探検隊」「エコ夢探検隊」という呼称で行ってきました。

綾瀬川浄化・地域戦略プランへと導いた提言活動 2008.0731

★「世界水都市フォーラムWCWF」(韓国)で発表した提言活動のプレゼン 英語版

PROPOSAL FOR THE AYASE RIVER PURIFICATION INTO REGIONAL STRATEGY PLAN in English

 

2003年 NPO 法人エコロジー夢企画発足

「足立区内環境デジタルマップ」制作の提案をして、緊急雇用対策事業として環境課から受託して実施しました。

足立区の教育施設や公共施設、区内河川・水路の水質調査結果、桑袋ビオトープ公園周辺の植物・樹木、昆虫、水生生物、野鳥の調査を行って、これらの区内環境情報を足立区のホームページにアップして、だれでもが情報を共有できるようにする提案を行い実施しました。ところが、当時の足立区ホームページは容量が少なくてアップできないということになり、CDで納品して、図書館で貸し出すということに変更になりました。

せっかくの生き生きした情報が掲載できないことは残念でしたので、当NPO法人のホームページ上でアップする許可をもらい、自費でサイトを制作してアップしたのが「足立区環境デジタルマップ」です。

https://ecoyume.net/digitalmap/index2.html