ヤゴ救出大作戦2006 成功!!

5月28日(日)、恒例となったヤゴ救出大作戦を実施しました。

朝からの雨にもかかわらず、時間前から続々と、カッパに魚網を持ったこどもたちがやってきました。結局、合計81名が参加、一人平均20匹のヤゴを採集して、みんなうれしそうでした。
今年は下山田先生と三井が、トンボの紙芝居を2本、希望する子どもたちに読み、図鑑で説明をしました。
今年は、ギンヤンマのヤゴはいなくて、アカトンボの仲間がたくさんいました。産卵する草が少なかったのか、あるいは、通り道にならなかったのか、昨年は東綾瀬公園プール会場は、ギンヤンマのヤゴばかりだったのに不思議です。

参加者の声
「昨年、孫が参加して一生懸命そだて観察日記を学校に提出したら、賞をもらいました。結局羽化には成功しなかったが、大事に育て観察したことをほめられたらしい。今年も行くと張り切っていたのに熱を出してしまったので、私が一人で来ました。」

「おととしは全滅させてしまったので、昨年は親子で大事に育てた。夜中の2時ごろ羽化がはじまり、こどもを起こして明け方までじっと見入ってしまった。長い時間がかかるんですねえ。」

「うちで大事に育てたギンヤンマは、飛び立ったときもきれいな黄緑色の羽で、美人だったので、よその子にいじめられるのではないかと心配して、公園までみにいった。」

など、素敵なエピソードが相次いで飛び込んできました。
東綾瀬地域少年団体協議会の皆さんが手際よくテントを張ったり、かたづけたりしてくださいました。エコロジー夢企画だけではとてもできない機動力です。ご協賛・ご協力いただいた皆さんありがとうございました。
「こんな雨でも81名もきたんだから、晴れていたらすごい人数だった思う。みんながこの事業に期待しているのがよくわかった。来年もぜひ協力したい。」といってくださいました。ツꀀ

参加した皆さん、小さかったアカトンボのヤゴが、脱皮してはすこしずつ大きな幼虫になっていますね?
がんばって育てて青空に飛び立たせてあげましょう。

主催:NPO法人エコロジー夢企画
共催:(財)足立区生涯学習振興公社、東綾瀬地区少年団体協議会
後援:足立区教育委員会
協賛:東京江北ロータリークラブ
協力:八百金商事株式会社(施設委託指定管理者)