1日目は、晴天に恵まれ、15万人の人出があったといいます。翌日は小雨が降り寒い1日でしたが、10万人が見えたといいます。新しいモノレールに 乗って足立区外からも大勢の親子・ご夫婦・若者が、波のようにやってきました。舎人公園の広さにはびっくりされたのではないでしょうか。
わたしたちのBゾーンでは、区内産業と食べ物のブースは青と白のテント、環境は緑と白のテントに分けられており、とてもユニークな風の人のモニュメ ントがたっていて目印になり、大変わかりやすくなっていました。また、足立区の職員が総出で緑のジャンパーを着て整理に当たっており、区と区民が一体と なって開通を喜んでいるという実感が持てる素敵なイベントになりました。
ところで、エコロジー夢企画では、姉妹提携都市・鹿沼市のサクラ材を使ったマイお箸作り講習とエコグッズ-堆肥・くるくるレインボー・カテキン茶・継ぎ手箸・UV探知ビーズ・ソーラークッカー「エデュクッカー」・あしのかいの花鉢-の販売をしました。
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マイお箸作りは、もと大工さんや元家具職人、現役大工さんが指導に当たり、大小さまざまなカンナを使って本格的な箸づくりとなりました。懐かしそう に道具を眺める年配の方かたがたやお父さんがカンナで削った箸を紙やすりで仕上げるこどもたち、そして特に青年の間で人気となり、うわさを聞いて次々と体 験に来てくれました。
植物性添加物にしていされているニスを2回塗って仕上がり。2日間で約40膳が完成しました。サクラ材はとってもしなやかで硬く、油も出て来るそうです。マイお箸としてかわいがりながら、常に持ち歩いてくださるとうれしいですね。
くるくるレインボーは、公園中でみかけられるほどの人気で、探し当てるのに苦労して、やっとたどり着いたら完売していてたと次の日にまた買いに来てくだったかたもいるほど。「なぜ、これが環境グッズ」なんですか?と聞いてくださった方がおひとりいらっしゃいました。
くるくるレインボーは、ひとりの児童館職員の考案です。次から次へと改良が重ねられ、材料を厳選して、福祉作業所のお仕事としてもまわしながら、夢 を運んでいます。ゆっくりまわすとシャボン玉に見え、下を向けると花火、ちょっと手で押さえるとお花、ひょうたん、ゆきだるま?と様々な形に姿を変えて虹 のように七変化しながらくるくるまわります。
この柔軟な発想力こそが、環境問題解決には必要なのです。こどもたちが夢を広げながら、この不思議な仕組みに好奇心を持ち、発想力を鍛錬していくことを願っています。
カテキン茶は、昨年のエコプロダクツ展で知り合った静岡の有機農法で栽培をしているお茶やさんに来ていただき、花粉症によいとされているカテキン成 分の残る製法でつくったベニふうきというお茶を試飲販売しました。有機農法にいたる苦労や自信を生産者から直にうかがうことができ勉強になりました。
わたしたち環境ブースでは、「環境団体の名に恥じないようにごみは絶対に残さないようにしましょう」と言う伝達をいただいておりましたので、ことの ほかがんばり、テント前の芝生におちていた紙の破片等もさっと拾って捨てるようにしていましたので、ディズニーランド並みの快適さをお客さんには感じても らえたのではないでしょうか? ひとりひとりの心がけは大事ですね。
新しく賛同団体となったM・U・Mさんも2日間で10人もお手伝いにきてくださり、大きな声で楽しそうに堆肥やヒバのチップを売ってくださいまし た。また協力関係にある「せせらぎグループ」の皆さまもありがとうございました。売り上げは環境問題の普及啓発費に当てさせていただきます。