・ソ平成16年5月30日(日) 10:00~11:30
会場:足立区東綾瀬公園温水プール(屋外プール)
2004年5月30日に足立区東綾瀬公園温水プールの屋外プールで、”ヤゴ救出大作戦”が行なわれました。370名の親子が参加し、たくさんのヤゴを救出しました。一見しただけでは、ヤゴがたくさんいるようには見えず、協力団体の方たちをハラハラさせましたが、みんなでプールに入り、網を使ってすくい始めると、たくさんのヤゴが採集できました。みんないきいきした笑顔を見せてくれ、スタッフ一同安心しました。ヤゴが10匹以上とれた子もいましたし、ギンヤンマのヤゴも一人1匹はとれていたようでした。共催団体の皆さんのご協力で飼い方の説明と一週間分くらいのえさ(ミミズ)、羽化するための枝を配りました。.ヤゴのたくさん入ったバケツを大事そうに持って帰る姿が印象的でした。
主催:NPO法人エコロジー夢企画
共催:(財)足立区生涯学習振興公社、東綾瀬地区少年団体協議会
協力:NPO法人とんぼエコオフィス、八百金商事株式会社
平成16年6月13日(日) 10:00~11:30
会場:足立区総合スポーツセンタープール
2004年6月13日(日)には、総合スポーツセンターで”ヤゴ救出大作戦”を実施しました。曇り空だったにもかかわらず、407名の親子が集まりました。本番は10時からこども用プールでということでしたが、50メートルプールも解放されてまずは予行練習です。日本昆虫学会会員の斉藤洋一さんもおいでになり、トンボのヤゴの同定をしてくださいました。参加者の中には、5月の東綾瀬公園にも参加した親子もいました。梅島小学校6年の岩城君がどんな風に面倒を見たか、羽化する時期をどうやって見分けるかなど、みんなの前で詳しく教えてくれました。バケツ2杯分もヤゴを取ったお父さんが、取れなかった子たちのためにバケツ1杯分のヤゴを提供してくださいました。夢中でイトトンボのヤゴまでチェックしている採集のプロみたいなお父さんもいて、お子さんを指導していらっしゃいました。孫にいい経験をさせたいと思ってつれてきたというおじいちゃん、最初は触ることの出来なかったお母さんも最後には夢中でヤゴをすくって家族でたのしい「時」を共有していました。数日後に、羽化の様子を克明に撮影したお父さんから羽化画像のメールをいただきました。家に持って帰ってからも親子のたのしい時間があったことがわかり、大変うれしく思いました。斉藤洋一さんからの報告で、ギンヤンマ、シオカラトンボ、ナツアカネ、コフキトンボ、アジアイトトンボなどに混ざって、ホソミオツネントンボというこの地域では珍しいイトトンボもいて、ここで羽化したことが分りました。羽化殻をとっておくと何というトンボが飛び立っていったのかが分かるそうですよ。
今年も、両プールで”ヤゴ救出大作戦”を実施します。ぜひご家族みんなでいらしてください。
主催:NPO法人エコロジー夢企画
共催:(財)足立区生涯学習振興公社、足立区青少年対策保塚地区委員会
賛同:あだち女性異業種交流会 風大地
協力:NPO法人とんぼエコオフィス